α77を買うべきか、それとも・・・ [カメラ]
もうすぐα77が発売されます。
僕はα350、α900、α55とボディを購入してきました。α350はドナドナしてしまいましたが・・・
このα77はどこが良くなっているかと言えば、
AFできるローカルポイントがなんと19点、そして11点がクロスセンサーなのです。
今までのαにはなかった機能です。ただし相変わらず中央よりってのが面白くないのですが
そして、一眼レフカメラと似た形のEVF搭載機なのです。
さらには、過去なかった防塵防滴というのも魅了です。
しかし
サンプル画像を見てみると・・・
2400万画素ってなーにって思ってしまう絵でした。
噂によると、まだファームのバージョンは1.0になっていないとか・・・
8月24日に製品を発表して10月14日発売とか言っておきながら、
ファームのバージョンは1.0になっていない状況はいかがなものでしょうか?
つまり、サンプル画像をリークしているくせに、まだ製造を開始していないってことです。
何を、そんなに急いでいるのか、まったく理解ができません。
連写が秒間12枚とか言いながら、記録できるのは2秒も無いようです。
更には、記録メディアもコンパクトフラッシュをサポートせず、メモリーカードだけのようです。
2400万画素のデータだとRAWで1枚約35MBはあるかと思います。
12連写すると、約400MBのデータを高価なメモリーカードを使っても、
しばらく待たされることになります。
つまり、連写を売りにしているカメラなのに、連写をしてしまったら、しばらく待って、
それから撮影できる・・・
つまり連写をしたら、後は保存が終わるまでじっと待つカメラってことです。
この時点で、なんとなくバランスが悪いカメラ・・・
製品として成熟させていないような気がします。
これは、一度、物を確認しないといけません。
ということで、9月4日にソニー銀座ビルに行って触ってきました。
EVFは素晴らしい進歩です。
α55と比べたら全然素敵に見えます。これはすごいと思いました。
しかし
絞りを変えようと、ダイヤルを回してみると・・・
うん
キビキビと表示が変わらない・・・
つまりダイヤル回して同時に表示が変わらないのです。
なんだ、このモタツキ感は・・・と思いながら、AFを確認しようと、フォーカスをローカルにして、
フォーカスポイントを変えてみると
僕、今、変えたよね?
と思うくらい、変えたのが分からないのです。
そして、シャッター反押しで被写体にピンを合わせようとすると、表示がされて
おおっちゃんと変わっていると分かるのです。
全体の操作感を確認するために、α900でファインダーを見ながら設定を変えるのと同じように
色々やってみました。
WBとドライブの切り替え(連写やブラケット撮影等)がやりにくいのが分かりました。
カメラ上部に便利なボタンが配置されているのですが、
α77は、僕の人差し指では、届かないところにボタンがあるのです。
僕は、α77のモタツキ感と操作性の悪さに苛立ちを覚えてしまい、
連写性能を確認することをすっかり忘れてしまいました。
α55と同じく、ファインダー内にメニューが沢山表示されて切り替えができるのですが、
撮影するときに、1ボタンでサクッって変えたいところ、それがしにくい事が分かりました。
え~これが中級機・・・
これが僕の感想です。
一つ一つが、すごい進化をしたα77ですが、
その総合性能を活かすような作りになっていないようです。
昔、4番バッターばかり集めて勝てない野球チームがありましたが、それと同じ感じがします。
最後に、ファームのバージョンを確認しました・・・1.02です。
たぶん、このバージョンでの出荷になるのでしょう。
ということで、僕の結論は出ました。
今回はパス 僕は買わない・・・というか欲しくないカメラです。
元々、新しいボディが出てもすぐに食いつかない性格です。
レンズは、我慢できないですが、ボディはある意味どうでもいいやって思っています。
そして、意外にもα55をとても気にいっているところも大きな要素かもしれません。
α900と対極にあるα55、この2台と高級αレンズがあれば十分に楽しめます。
私にとってα77は、中途半端なボディになるので、必要無しと判断しました。
それより、ソニーさん・・・
中級機だったら、もう少し製品として成熟させた方がいいのではと思います。
何故、そんなに発売を急いでいるのか、さっぱり意味が分かりません。
それに、僕は、α350を手放してとても後悔しているのです。
ISO100~200を前提として叩きだす絵は、α55より発色は良いように思っています。
なので、α55とα77を比べても等倍の解像感はα77が上かと思いますが、
実用では、さほど差は無いと感じました。
APS-Cとフルサイズの差であれば、大きく差を感じますが、同じAPS-Cであればα55で十分です。
今まで、コツコツ貯めたお小遣いの使い道が無くなりました。
このような寂しい時には、かならずとんでもない悪魔のような影が背後に忍びよってきます。
そうです、M42星雲のブラックホールが、私の背中に近づいてきたのです。
僕は、古いミノルタレンズを色々試した経験があります。(過去のBlogはこちら)
αレンズに惚れたので、そのルーツを知りたかったからです。
現在のカメラ業界は、キヤノンさんニコンさんソニーさんペンタックスさん等々、それぞれレンズを
取り付けるマウントが違います。
なので、キヤノンさんの素敵なレンズは、ニコンさんソニーさんでは使えないのです。
しかし、昔、M42マウントというのがあり、
カメラ会社が共通で使っていたマウントが存在しました。
何故M42と言うのか分かりませんが、その時代が長く続いたので、
俗に言うOld Lensが沢山あるのです。
そして、その頃のレンズは、現在のようなエコレンズではなく、体に悪そうな物質を使って光の制御をしていたようで、中には、放射能物質まで使ったレンズあるのです。
もう興味爆発になってしまいました。
モタツキα77でイライラ撮影するよりも、ずーっと楽しそうです。
更に僕の背中を押したのが、eBayとPaypalという新手の手段を知ってしまったからです。
そして、決定的なのが、Old Lens は、カッコイイのです。
M42星雲のブラックホール突入する音が聞こえました・・・
そこには、どんな怪獣がいるのか、そして、僕をブラックホールから救い出してくれる、
正義の味方は存在するのか・・・
77(なななな)の バランス悪さは 致命傷
ソニーさん、早くα77Nを出した方が良いかも・・・
To be continued
僕はα350、α900、α55とボディを購入してきました。α350はドナドナしてしまいましたが・・・
このα77はどこが良くなっているかと言えば、
AFできるローカルポイントがなんと19点、そして11点がクロスセンサーなのです。
今までのαにはなかった機能です。ただし相変わらず中央よりってのが面白くないのですが
そして、一眼レフカメラと似た形のEVF搭載機なのです。
さらには、過去なかった防塵防滴というのも魅了です。
しかし
サンプル画像を見てみると・・・
2400万画素ってなーにって思ってしまう絵でした。
噂によると、まだファームのバージョンは1.0になっていないとか・・・
8月24日に製品を発表して10月14日発売とか言っておきながら、
ファームのバージョンは1.0になっていない状況はいかがなものでしょうか?
つまり、サンプル画像をリークしているくせに、まだ製造を開始していないってことです。
何を、そんなに急いでいるのか、まったく理解ができません。
連写が秒間12枚とか言いながら、記録できるのは2秒も無いようです。
更には、記録メディアもコンパクトフラッシュをサポートせず、メモリーカードだけのようです。
2400万画素のデータだとRAWで1枚約35MBはあるかと思います。
12連写すると、約400MBのデータを高価なメモリーカードを使っても、
しばらく待たされることになります。
つまり、連写を売りにしているカメラなのに、連写をしてしまったら、しばらく待って、
それから撮影できる・・・
つまり連写をしたら、後は保存が終わるまでじっと待つカメラってことです。
この時点で、なんとなくバランスが悪いカメラ・・・
製品として成熟させていないような気がします。
これは、一度、物を確認しないといけません。
ということで、9月4日にソニー銀座ビルに行って触ってきました。
EVFは素晴らしい進歩です。
α55と比べたら全然素敵に見えます。これはすごいと思いました。
しかし
絞りを変えようと、ダイヤルを回してみると・・・
うん
キビキビと表示が変わらない・・・
つまりダイヤル回して同時に表示が変わらないのです。
なんだ、このモタツキ感は・・・と思いながら、AFを確認しようと、フォーカスをローカルにして、
フォーカスポイントを変えてみると
僕、今、変えたよね?
と思うくらい、変えたのが分からないのです。
そして、シャッター反押しで被写体にピンを合わせようとすると、表示がされて
おおっちゃんと変わっていると分かるのです。
全体の操作感を確認するために、α900でファインダーを見ながら設定を変えるのと同じように
色々やってみました。
WBとドライブの切り替え(連写やブラケット撮影等)がやりにくいのが分かりました。
カメラ上部に便利なボタンが配置されているのですが、
α77は、僕の人差し指では、届かないところにボタンがあるのです。
僕は、α77のモタツキ感と操作性の悪さに苛立ちを覚えてしまい、
連写性能を確認することをすっかり忘れてしまいました。
α55と同じく、ファインダー内にメニューが沢山表示されて切り替えができるのですが、
撮影するときに、1ボタンでサクッって変えたいところ、それがしにくい事が分かりました。
え~これが中級機・・・
これが僕の感想です。
一つ一つが、すごい進化をしたα77ですが、
その総合性能を活かすような作りになっていないようです。
昔、4番バッターばかり集めて勝てない野球チームがありましたが、それと同じ感じがします。
最後に、ファームのバージョンを確認しました・・・1.02です。
たぶん、このバージョンでの出荷になるのでしょう。
ということで、僕の結論は出ました。
今回はパス 僕は買わない・・・というか欲しくないカメラです。
元々、新しいボディが出てもすぐに食いつかない性格です。
レンズは、我慢できないですが、ボディはある意味どうでもいいやって思っています。
そして、意外にもα55をとても気にいっているところも大きな要素かもしれません。
α900と対極にあるα55、この2台と高級αレンズがあれば十分に楽しめます。
私にとってα77は、中途半端なボディになるので、必要無しと判断しました。
それより、ソニーさん・・・
中級機だったら、もう少し製品として成熟させた方がいいのではと思います。
何故、そんなに発売を急いでいるのか、さっぱり意味が分かりません。
それに、僕は、α350を手放してとても後悔しているのです。
ISO100~200を前提として叩きだす絵は、α55より発色は良いように思っています。
なので、α55とα77を比べても等倍の解像感はα77が上かと思いますが、
実用では、さほど差は無いと感じました。
APS-Cとフルサイズの差であれば、大きく差を感じますが、同じAPS-Cであればα55で十分です。
今まで、コツコツ貯めたお小遣いの使い道が無くなりました。
このような寂しい時には、かならずとんでもない悪魔のような影が背後に忍びよってきます。
そうです、M42星雲のブラックホールが、私の背中に近づいてきたのです。
僕は、古いミノルタレンズを色々試した経験があります。(過去のBlogはこちら)
αレンズに惚れたので、そのルーツを知りたかったからです。
現在のカメラ業界は、キヤノンさんニコンさんソニーさんペンタックスさん等々、それぞれレンズを
取り付けるマウントが違います。
なので、キヤノンさんの素敵なレンズは、ニコンさんソニーさんでは使えないのです。
しかし、昔、M42マウントというのがあり、
カメラ会社が共通で使っていたマウントが存在しました。
何故M42と言うのか分かりませんが、その時代が長く続いたので、
俗に言うOld Lensが沢山あるのです。
そして、その頃のレンズは、現在のようなエコレンズではなく、体に悪そうな物質を使って光の制御をしていたようで、中には、放射能物質まで使ったレンズあるのです。
もう興味爆発になってしまいました。
モタツキα77でイライラ撮影するよりも、ずーっと楽しそうです。
更に僕の背中を押したのが、eBayとPaypalという新手の手段を知ってしまったからです。
そして、決定的なのが、Old Lens は、カッコイイのです。
M42星雲のブラックホール突入する音が聞こえました・・・
そこには、どんな怪獣がいるのか、そして、僕をブラックホールから救い出してくれる、
正義の味方は存在するのか・・・
77(なななな)の バランス悪さは 致命傷
ソニーさん、早くα77Nを出した方が良いかも・・・
To be continued