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α77のどこが魅力なのか?僕の感性が変わったのか? [レンズ]

カメラを始めてから、今月で3年と8カ月になってしまいました。
α350でカメラを始めてから、α900・・・そしてα55とボディを買ってきました。
ソニーさんは、色んな初心者用のボディを出して来ましたが、
たぶん、ほとんど失敗に終わったのでしょう。
そしてα550というボディから少し転機があったと思います。
Cyber-Shotで培われた技術を搭載してきたのです・・・
HDRという機能は一眼レフカメラの中でも、新しい撮影スタイルになったと思います。
白トビ黒トビが出まくる逆光の撮影において、人が見える情景と近い絵として残せる機能は、地味ですが、素晴らしい機能だと思いました。[ぴかぴか(新しい)]

そして、MNRという高感度ISOでもノイズを減らしてしまうごっつい機能とレフを取ってしまい、TLMとか言う訳の分からない機構を付けて・・・(僕は大嫌いなんですが)
位相差AF対応のEVFを搭載したα55の登場となるわけです。[るんるん]

α55・・・結論から言うと、素晴らしいカメラです。[わーい(嬉しい顔)]
コンパクトにまとめたボディにEVFのファインダー、そして手振れ補正なので、チップ付きのM42マウントアダプターをつけてしまえば、手ぶれ補正でOld Lensが楽しめてしまいます。
そして、それがとてもかっこいいのです。[わーい(嬉しい顔)]
そんなことを考えて開発されたカメラではないかも知れませんが、Old Lensを気軽に楽しめる、最高のカメラと化していると思います。(TLMは大嫌いですが目をつぶります)

そして、手振れ動画撮影時間での仕様書とかけ離れた撮影時間問題はあったにせよ、かなり考えて開発されたカメラでもあります。
かなり品質は高いと思いました。[るんるん]
簡単に言えば、故障率が低く、使っていて心地よいカメラなのです。

しかし・・・α77は、モッサリ感のせいか、全然気持ちよくなさそうです。[ふらふら]
ボタンの配置等も操作しやすくされているという投稿を見ますが、僕には背面のボタンより、上部のボタンが大事で、ファインダーを見ながら、ブラケット撮影に変更したり、WBを変更したりするのに、とても使いやすいレイアウトではないのです。[あせあせ(飛び散る汗)]

2400万画素、有機ELのEVF、秒間12連写、動画機能等々素晴らしい機能満載ですが、気持ちよく撮影できないカメラでは、
4番バッターばかり集めて勝てない野球チームと同じです。[もうやだ~(悲しい顔)]

僕が思うには、カメラの商品企画や開発の責任者は、たぶんカメラ好きの人で無いように思えます。
TLMは、面白い発想ですが、レンズと撮像素子の間に1枚ガラスがあることにより、些細な画質の劣化があるのであれば、それを使い分ける工夫も開発段階で考慮できたはずです。
高級レンズを買う人は、画質に拘っているので、光の約30%をAFに使ってしまうTLMを嫌がることは、カメラ好きの開発者であれば、容易に想像できたはずです。
そして、撮影するときはリズム感が重要であります。自分の指の動きにしっかり反応してくれることが大変大事で、どんなメーカ・初心者ボディでも違和感なく反応しています。
しかし、α77は中級機でありながら、自分の指の動きに対して・・・
反応が1テンポ遅れるのです。[ふらふら]

こんなカメラ見たの初めてです。[がく~(落胆した顔)]
少しでもカメラ好きであれば、反応が1テンポ遅れると撮影していて楽しくない事くらい分かるはずですが、平気で製品出荷してしまったんです。
α900と同じバッテリー、同じ2400万画素、さらには電気を使うEVFなのに、α900より撮影可能枚数が多いのは、ボディ内部の電気使用量を減らしたのは明白で、たぶん制御系の演算装置のCPUをスペックダウンもしくわ画面表示において有機ELの場合とても処理が重たいのか、どちらかだと推測しています。
それで、動きにモッサリ感が出てしまうのかと思います。
僕の予想が当たれば、特別な技術を必要とされる部分では無いので、ファームウェアをいくら改善しても、モッサリ感は無くならないと思います。[もうやだ~(悲しい顔)]
もし、仮にファームの改善で今のモッサリ感が解消できるのであれば、他の機能に影響が出てくると推測しています。[たらーっ(汗)]

ということで、僕は、α77は、カメラ好きが企画して開発した製品では無いと思います。[ひらめき]
僕は、非常に残念だと思ってしまいました。[もうやだ~(悲しい顔)]

今まで、僕の知る限りで、製品出荷段階でファームのVersionが1.00では無いαボディは初めてです。
α350なんか、1.00で終わっています。α900はズーと1.00で今年の春にようやく2.00が出ました。
α55も今年の夏に2.00になりました。
α900、α55とも機能UPとしてのVersion UPです。α77は、1.03で出荷がされました。
残念ながら、僕の予想通り、1.02のモッサリ感は解消されていませんでした。

たぶん、「このくらいユーザは使っているうちに慣れるだろ」と思っていたのでしょう。

タイ工場の機能不全により、当初の出荷ロットは予定より少なくなりそうなので、暫く手に入りにくい状況になるようですが、ここは慌てずに、購入された方の感想をしっかり見て判断してから購入を検討する製品だと思います。
α77を買うくらいなら、α65の方がとってもリーズナブルだと思います。
たぶんα77は、早々にディスコンになるかと思うので、α77N(後継機)を待つのがBestな判断ではないかと思います。そんなに時間がかかるとは思えないので・・・[わーい(嬉しい顔)]
というか、暫く製造できないのであれば、無駄な材料を仕入れなくていいので、α77Nとして早めに仕切り直すチャンスかと思うのですが・・・

ある意味すごい事なのですが・・・
タイに災害で、ここまで生産ができていないのに、未だに量販店に行けば買えるのです。[ふらふら]
新製品で少ない初期ロットなのに、未だに買える状態・・・売れていません。[もうやだ~(悲しい顔)]
だったら、変に生産を急がず、早めのディスコンがいいです[わーい(嬉しい顔)]
すでに買った方もある意味、プレミア付くので良いと思うんですが・・・
どうでしょうか?ソニーさんモッサりα77ではなく、キビキビα77N・・・良いと思いますよ。[るんるん]

そんなソニーさんですが、真摯にユーザの意見を取り入れて次期製品で対応してきます。
なので、α77Nは、素晴らしいカメラで登場すると思います。[るんるん]
それ以上に、α900の後継機・・・α99はとっても楽しみな製品になります。[揺れるハート]
α77のモッサリを無くして、TLMのUP機能があれば・・・[揺れるハート]
僕は、α99にとてもつもない期待をしています。[ぴかぴか(新しい)]

最低な今の経営陣なのに、何故、期待できるのか・・・
ソニーさんは、今はボロボロ状態です。
日経Netでも、記事が出ていました。
僕が、ソニータブレットを発表した時に「おまえらアホかぁ~」と思った事をBlogに書いたのですが、その内容とほぼ同じなので思わず爆笑しました。[わーい(嬉しい顔)]
ソニーさんは、このまま平井君にTOPをさせたら最悪ということは理解できたと思います。
なので、かならず技術者から尊敬される経営者が出てくるはずです。
いや、そうでないと、ソニーというブランドは無くなってしまいます。
情報漏洩から始まり、自然災害への対応、ソニータブレットの大失敗の経営責任・・・
これで平井君にTOPをさせたら、本当に株主をバカにしていると思います。外国人の株主は多い、ソニーさんだから、かならず経営陣を変えてくると思います。
だから期待できるのです。[揺れるハート]
近日に、バカでもできるソニーさん復活論をお話したいと思います。
設立趣意書とソニー製品が好きならバカでも分かることです。[るんるん]
デバイス・コンテンツ・ネットワーク・金融・・・
これだけ持っていれば、Appleやサムソンに負けるわけ無いのです。
簡単にビジネスモデルが描けるはずなのに・・・
単なる音楽会社あがりのTOPでは無理ですね。ソニー製品(デバイス)が分かっていないです。
たぶん、平井君はじめ現在の経営陣は自社製品を愛していないと思いますよ。
特に平井君は[わーい(嬉しい顔)]
好きだったらアホ丸出しのソニータブレットやモッサリα77を出さないでしょう・・・
ソニー製品の歴史と文化、そして設立趣意書をしっかり理解し、技術者から尊敬される人材をTOPにさせたら、簡単にまとめあげてソニーらしい製品群とサービスを提供できると思います。
後はスピードかな[るんるん]

ということで、M42星雲の新たな怪獣を紹介したいと思います。[モバQ]

Carl Zeiss Jena Tesser 50mm F2.8 "T" Version 12-blades iris
_DSC2921.jpg

なんと、フィルターサイズが、40.5mmというとっても小さいα900でも使えるフルサイズ用のレンズなのです。当然、重さも軽量で本当にポケットに入ってしまうレンズです。
αレンズファンの心を惑わせるTマークが付いています。[わーい(嬉しい顔)]
驚きなのが、高級αレンズでも、絞り羽が9枚なのに、この小さいレンズは12枚もあるのです。レアな物であれば14枚の物もあるようです。
なので、円形絞りでは無いのですが、絞りはほぼ円形に見えてしまいます。

ここで、αレンズSAL50F28 macroと比べてみたいと思います。[るんるん]
DSC08525-1.jpg

ねっ[るんるん]小さいでしょ[わーい(嬉しい顔)]
SAL50F28 Macroもフィルターサイズ55mmと小さいのですが、それより1/3位の大きさです。

おまけに、素直な写りで、満足度100%のレンズなのです。
いや~昔のドイツ職人魂には、感動してしまいます。
DSC08511-1.jpg
α55 絞りF4.0 SS1/125 WB:AUTO ISO:200 PS:Standard

昔のレンズは、現代では絶対作れないようです。
なぜなら、体に悪い~物質を使いまくっているからなんですね。[たらーっ(汗)]
中には、放射性物質まで使って光の屈折率を変えて解像度を高めたレンズもあるようです。

Old Lensの沼は、高級αレンズの沼よりも深いのを理解できました・・・[がく~(落胆した顔)]
特に、このCarl Zeiss Jena Tesser 50mm F2.8は、お値段も手ごろで、沼への入り口としては恐ろしい毒を持っているようです。素人が下手に触ると、恐ろしい沼へ迷い込んでしまう毒が目いっぱい詰まっているようです。[あせあせ(飛び散る汗)]

毒持ちの ふぐ刺しかもね てっさー(Tesser)は[わーい(嬉しい顔)]

皆様、是非、ドキドキしながらつまんでください。[るんるん]

To be continued
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