α難民のあなたはα99を即ツモできますか? [カメラ]
2012年9月12日・・・α99が発表になりました。
僕は、我慢できず、強引に銀座での仕事を作って夕方に触ってみました。
α900と同じような、欲しい~にはなりませんでしたが、
「α史上最高画質」と「AF-D」が満足できるものであれば、
僕は、即ツモを考えてもいいかな。
大嫌いなTLM(トランスルーセントミラー・テクノロジー)があろうが、
連写パラパラ漫画のEVFであろうが、
モッサリ動作の操作感であろうが、
PhotoCameraでなくVideoCameraがメインであろうとも
革新のAF「AF-D」と「α史上最高画質」の2点で即ツモしていいかも。
理由は簡単です。α900じゃ撮れない絵が撮れる ただこれだけなんです。
早速、α99のサンプル画像を探してみました。
すると、あるもんですねぇ~ココ(←クリック)にしっかりあるのです。
そこで、僕が一番気になっている高感度ISOでのサンプルを見てみました。
純正現像ソフトIDC(Image Data Converter)Ver4.0とAdobe LightRoom4.2を使って現像をしてみました。
これが、そのサンプル画像(←クリック:入手先)になります。
α99(試作機:ファームはたぶんVer0.92) レンズ:SAL2875 を使用しているようです。
Sample1
絞りF2.8 SS1/80 ISO:2500 WB:AUTO NR:AUTO DRO:AUTO
IDC4.0:何も変更せずJPEGに現像しました。
IDC4.0:NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認しました。
LR4.2:何も変更せずJPEGに現像しました。
Sample2
絞りF4.0 SS1/60 ISO:2000 WB:AUTO NR:AUTO DRO:AUTO
IDC4.0:NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認しました。
IDC4.0:NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認しました。
LR4.2:何も変更せずJPEGに現像しました。
違い分かりますか?
小さい画面だと、画質は分かりずらいというか、綺麗に見えてしまうものです。WEBはじめBlogやSNS等での投稿は、スマートフォンやデジカメで十分って事がよく分かります。
僕は、大画面TVやA3ノビで印刷して楽しむので、しっかり確認しないといけません。
是非、皆様も直接現像して確認してください。
IDCのNR(ノイズリダクション)が如何にダメダメかよく分かります。
どうしてもノッペリになってしまい、立体感や空気感が失われます。
Lightroom4.2では、少し救われています。さすがAdobe社という感じです。
ダイナミックレンジ、階調を見てみたいと思います。
ここは大変重要なところです。
僕が、拘るのは「肌の質感」と「白、黒の階調」なんです。
このデキで、写真の雰囲気がすごく変わるのです。
つまり立体感と空気感のキモみたいな重要ポイントになるかと思います。
高感度ISOになればなるほど、厳しくなります。
α99の高感度でどうなるのか・・・
Sample1:ピクセル等倍(顔編)
IDC4.0:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
IDC4.0:トリミング NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認
LR4.2:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
うーん・・・Sample1のISO2500は厳しいですね。
IDC4.0でNRがAUTOだと、完全に肌の質感が消えています。
NRをOFFにすれば、肌の質感を感じることはできますが、ノイズがしっかり出ていて、まつ毛もやや潰れています。
LR4.2では、かなり救われています。まつ毛の潰れ具合も、ましになっていますが・・・
SAL1875というレンズの性能のせいかも知れません。絞り開放F2.8で撮影されているので、どうしてもあまい画像になります。でも、ここまでまつ毛は潰れないかと思います。結果としてポートレートとしてISO2500は厳しいという評価をするしかないです。
ではISO2000の作例では・・・
Sample2:ピクセル等倍(顔編)
IDC4.0:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
IDC4.0:トリミング NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認
LR4.2:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
Sample2のISO2000は、まぁまぁってところでしょうか
しかし、絞りをF4.0でこの肌の質感は厳しいなぁ・・・
レンズが悪いのか、それとも高感度ではダイナミックレンジも階調も悪くなってしまうので仕方がないのか、僕には分かりませんが、このSample2を見る限り・・・
あまり誉められた肌の質感ではありません。
どうもTLM機になってから、なんとなくモヤる感じがするのですが・・・
次に白トビ黒トビ含めた階調を見てみたいと思います。
Sample1:ピクセル等倍(黒階調編)
IDC4.0:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
IDC4.0:トリミング NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認
LR4.2:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
あはははは・・・
こりゃダメだ
ネクタイの網目が完全に潰れています。NR:OFFしても少しはマシになっていますが、ダメダメです。LR4.2で多少救われています。ISO2500ではLR4.2必須って感じでしょうか・・・
こりゃ、息子撮影でISO2500は使えないってこと確定かな
Sample2:ピクセル等倍(白トビ黒トビ編)
IDC4.0:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
IDC4.0:トリミング NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認
LR4.2:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
容器の白トビしていそうなところの階調感は、ちょい厳しいかなぁってところですが、エプロンの質感はNR:OFFでなんとなく感じます。腕の肌質感も少し厳しいですが・・・LR4.2では、多少よくなっています。
まぁ妥協範疇ってところでしょうか。
でも、SAL2875はダメダメレンズなのかなぁ・・・そんな事無いと思うのですが
サンプル画像をしっかり見ると、僕の感想は、ISO2000では、α900のISO800と同程度と思いますが、ISO2500になると厳しい印象です。
つまり、ISO2000までは、なんとか使えるというのが現時点の評価になります。
ただα900と比べると、雲泥の差です。極めて素晴らしいです。
しかし・・・D800や5DMK3と比べると、高感度の画質についてはダメダメです。
これで、他社の同クラスと同じ価格だと、まず売れないの確定です。
ここで少し不安になったのが、ISO100の作例です。
本当に、「α史上最高画質」なのか・・・
Sample3
絞りF8.0 SS1/100 ISO:100 WB:AUTO NR:AUTO DRO:AUTO
まずは何も変更せずJPEGに現像しました。
NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認しました。
トリミングのみ:何も変更せずJPEGに現像しました。
トリミング、NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認
あれ α900と全然変わらないや
しかし、IDCのノイズリダクションはダメダメです。
ISO100でも、肌の質感が失われるのがよく分かりますね。
まぁ、まだ正式版ではないので、最新Versionに期待ってところでしょうか。
この結果を見て、僕は、α99を即ツモしてもいいのでしょうか?
かなり悩んでしまう結果となりました。
そんな迷える子ブタの僕を更に萎えさせてしまう情報が・・・
デジタルイメージング事業本部副本部長の勝本徹氏のインタビュー記事です。
デジカメInfoでの記事(←クリック)
原文はAmateur Photographer (←クリック)
はぁぁぁ・・・これを読むとα99は僕の想像通りVideoCameraだったんですよねぇ・・・
更に、私を絶望のどん底に陥れる情報が・・・
デジカメWatchの記事(←クリック)
簡単にいえば、α900の後継というかOVFは作らない宣言をしています。
これは、私も同感するところで、EVFはどんどん進化させるべきです。
私が、残念で仕方ないところは、TLMをまだまだ続けるような事を言っています。
勝本氏のコメントで驚愕してしまったのが・・・
「トランスルーセントテクノロジで得られる、カメラとしてのパフォーマンスが圧倒的なので、ここから光学ファインダーに戻るのではなく、トランスルーセントテクノロジを磨き込む方向に行く方が有益だと考えているからです。」
「繰り返し使っているうちに手放せなくなる、今ではEVFの方が使いやすくなっています。色の調整や露出調整がそのまま反映されるとうのは、トランスルーセントが達成しているもっとも素晴らしい利点です。」
トランスルーセント(TLM)だからEVFができると言っています。
だったらNEXのEVFはなんなんだぁ~
トランスルーセント(TLM)だからEVFじゃないだろう・・・
インタビュアーからバカにされて聞かれてないかな?
トランスルーセントテクノロジの何が圧倒的?って
その答えが・・・どこが圧倒的?
いかにTLMがαマウントの価値を下げているのか分かっているのか?
光コントロールして写真を撮るという基本を無視しているか分かっているのか?
α77でNEX7より悪い画質は何なんだ?
大した事ないα99の高感度画質はどうなんだ?
もしかしたら、サイバーショットRX1に画質で負けるぞ
ブラウン管に固執した為に衰退した事を思い出さんかい
ちなみに4年前の勝本氏のインタビュー記事です。(←クリック)
一番文句を言いたいのは・・・・
「当時、世界中に1,600万本のレンズがあると言われましたが、それらを所有しているユーザーがいるのですから、脇道に行くのではなく、きちんとミノルタの資産を無駄にしないよう事業を行なう責任があったと考えています」
α99のAF-D機能は、ミノルタレンズはじめソニー製でも一部しかサポートしていません。
「もちろん、1周目で重視してきた伝統は基礎として踏襲しつつ、しかし、各種の機能を実現する手段にユニークさを求めてもいいとは思っています。カメラの本質、一眼レフの真ん中は外さないようにするけれど、新しいことに挑戦するというのが2周目のテーマですね」
写真は光をコントロールして撮影するものなのに30%減光させて居座る仕組みのTLMをレンズと撮像素子の間に入れる事は、完全にカメラの本質・一眼レフの真ん中を外しています。何故、TLMをUP/DOWNできる仕組みを入れないのか・・・
萎えた・・・萎えました。
もうダメだぁ・・・
勝本氏のα900インタビューを信じて僕はα信者となりました。
裏切られた気分です。
僕は、少しでもソニーさんの復活を信じて・・・
将来のαマウントを素晴らしいものなるように微力ながら・・・
高値でも即ツモする気でいました。
僕は、写真機が欲しいのです。
最高のαレンズで、最高の絵が撮りたいだけなのです。
Videoなんかハンディカム・NEXでいいのです。
僕は、本当にα99を買っていいのでしょうか?
そんな時に、サイバーショットRX1のサンプル画像が出てきました・・・
それは、ココ(←クリック)です。
負けたかも・・・α99が画質でサイバーショットに負けたかも・・・
まさか、サイバーショットと比較しないといけないとは、想像していませんでした。
トランスルーセントミラー・テクノロジー(TLM)が、ここまでαの価値を下げました。
TLMが居座る事でPhotoCameraとして価値を大きく下げてしまいました。
とりあえず、10月10日ようやく発売価格が出てきました・・・278,000円
ソニーストアのクーポンでは5%OFFだけです・・・264,100円
この価格じゃ当面、α難民かソニー信者しか売れないのは間違いないですね。
後はVideo好きの方でしょうか・・・
本当に、α難民の僕は、即ツモしていいのでしょうか?
何が、α史上最高画質なのか、分からないまま即ツモできません。
持っている高級αレンズ1本しかAF-Dのサポートしてくれていないし・・・
おまけにインタビューでAF-Dについてあまり語っていません・・・
もしかして自信が無いのかも
また、いつもの詐欺的な誇大広告なのか
圧倒的とか史上最高って一番怪しい宣伝だと、今、気づきました。
そういえば、NEX-VG900というハンディカムが出ています。
フルサイズ用αマウントアダプタLA-EA3が標準についているのです。
TLMが無いのに、AFが使えるという噂が・・・
これ、TLMが無い分、αマウントの中で最高画質の写真が撮れたりして
えっα99が史上最高画質でないのか・・・
いやいや、NEX-VG900はハンディカムです。
ソニーさんの誇大広告は、本当に気をつけないといけません。
来年春発売で噂の高画素フルサイズNEXに期待できるかも・・・と思ってしまいました。
NEX-6は像面位相差AFとコトンラストAFを組み合わせて速度と精度を向上させているそうです。
これにTLMの無いフルサイズ用αマウントアダプタLA-EA3があれば・・・
大嫌いなTLMが無いαマウントカメラとして使うことが可能です。
やはり、これに期待した方がいいのかも知れません。
僕はPhotoCameraが欲しいのです・・・
とりあえず、もう少し作例や使用感を確認してから購入を考えたいと思います。
即ツモか 悩む難民 はてしなく
ただα900を買った頃の感動が無い・・・(詳しくはココ(←クリック)を見てください。
TLMのUP/DOWNとD800以上の画素数と高感度が良ければ、超感動だったのに・・・
無念
でも、α99はα900より進化しているはずかと・・・
間違いない(長井秀和さん風に・・・覚えていますか?)
To be continued
僕は、我慢できず、強引に銀座での仕事を作って夕方に触ってみました。
α900と同じような、欲しい~にはなりませんでしたが、
「α史上最高画質」と「AF-D」が満足できるものであれば、
僕は、即ツモを考えてもいいかな。
大嫌いなTLM(トランスルーセントミラー・テクノロジー)があろうが、
連写パラパラ漫画のEVFであろうが、
モッサリ動作の操作感であろうが、
PhotoCameraでなくVideoCameraがメインであろうとも
革新のAF「AF-D」と「α史上最高画質」の2点で即ツモしていいかも。
理由は簡単です。α900じゃ撮れない絵が撮れる ただこれだけなんです。
早速、α99のサンプル画像を探してみました。
すると、あるもんですねぇ~ココ(←クリック)にしっかりあるのです。
そこで、僕が一番気になっている高感度ISOでのサンプルを見てみました。
純正現像ソフトIDC(Image Data Converter)Ver4.0とAdobe LightRoom4.2を使って現像をしてみました。
これが、そのサンプル画像(←クリック:入手先)になります。
α99(試作機:ファームはたぶんVer0.92) レンズ:SAL2875 を使用しているようです。
Sample1
絞りF2.8 SS1/80 ISO:2500 WB:AUTO NR:AUTO DRO:AUTO
IDC4.0:何も変更せずJPEGに現像しました。
IDC4.0:NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認しました。
LR4.2:何も変更せずJPEGに現像しました。
Sample2
絞りF4.0 SS1/60 ISO:2000 WB:AUTO NR:AUTO DRO:AUTO
IDC4.0:NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認しました。
IDC4.0:NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認しました。
LR4.2:何も変更せずJPEGに現像しました。
違い分かりますか?
小さい画面だと、画質は分かりずらいというか、綺麗に見えてしまうものです。WEBはじめBlogやSNS等での投稿は、スマートフォンやデジカメで十分って事がよく分かります。
僕は、大画面TVやA3ノビで印刷して楽しむので、しっかり確認しないといけません。
是非、皆様も直接現像して確認してください。
IDCのNR(ノイズリダクション)が如何にダメダメかよく分かります。
どうしてもノッペリになってしまい、立体感や空気感が失われます。
Lightroom4.2では、少し救われています。さすがAdobe社という感じです。
ダイナミックレンジ、階調を見てみたいと思います。
ここは大変重要なところです。
僕が、拘るのは「肌の質感」と「白、黒の階調」なんです。
このデキで、写真の雰囲気がすごく変わるのです。
つまり立体感と空気感のキモみたいな重要ポイントになるかと思います。
高感度ISOになればなるほど、厳しくなります。
α99の高感度でどうなるのか・・・
Sample1:ピクセル等倍(顔編)
IDC4.0:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
IDC4.0:トリミング NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認
LR4.2:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
うーん・・・Sample1のISO2500は厳しいですね。
IDC4.0でNRがAUTOだと、完全に肌の質感が消えています。
NRをOFFにすれば、肌の質感を感じることはできますが、ノイズがしっかり出ていて、まつ毛もやや潰れています。
LR4.2では、かなり救われています。まつ毛の潰れ具合も、ましになっていますが・・・
SAL1875というレンズの性能のせいかも知れません。絞り開放F2.8で撮影されているので、どうしてもあまい画像になります。でも、ここまでまつ毛は潰れないかと思います。結果としてポートレートとしてISO2500は厳しいという評価をするしかないです。
ではISO2000の作例では・・・
Sample2:ピクセル等倍(顔編)
IDC4.0:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
IDC4.0:トリミング NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認
LR4.2:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
Sample2のISO2000は、まぁまぁってところでしょうか
しかし、絞りをF4.0でこの肌の質感は厳しいなぁ・・・
レンズが悪いのか、それとも高感度ではダイナミックレンジも階調も悪くなってしまうので仕方がないのか、僕には分かりませんが、このSample2を見る限り・・・
あまり誉められた肌の質感ではありません。
どうもTLM機になってから、なんとなくモヤる感じがするのですが・・・
次に白トビ黒トビ含めた階調を見てみたいと思います。
Sample1:ピクセル等倍(黒階調編)
IDC4.0:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
IDC4.0:トリミング NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認
LR4.2:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
あはははは・・・
こりゃダメだ
ネクタイの網目が完全に潰れています。NR:OFFしても少しはマシになっていますが、ダメダメです。LR4.2で多少救われています。ISO2500ではLR4.2必須って感じでしょうか・・・
こりゃ、息子撮影でISO2500は使えないってこと確定かな
Sample2:ピクセル等倍(白トビ黒トビ編)
IDC4.0:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
IDC4.0:トリミング NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認
LR4.2:トリミング 何も変更せずJPEGに現像しました。
容器の白トビしていそうなところの階調感は、ちょい厳しいかなぁってところですが、エプロンの質感はNR:OFFでなんとなく感じます。腕の肌質感も少し厳しいですが・・・LR4.2では、多少よくなっています。
まぁ妥協範疇ってところでしょうか。
でも、SAL2875はダメダメレンズなのかなぁ・・・そんな事無いと思うのですが
サンプル画像をしっかり見ると、僕の感想は、ISO2000では、α900のISO800と同程度と思いますが、ISO2500になると厳しい印象です。
つまり、ISO2000までは、なんとか使えるというのが現時点の評価になります。
ただα900と比べると、雲泥の差です。極めて素晴らしいです。
しかし・・・D800や5DMK3と比べると、高感度の画質についてはダメダメです。
これで、他社の同クラスと同じ価格だと、まず売れないの確定です。
ここで少し不安になったのが、ISO100の作例です。
本当に、「α史上最高画質」なのか・・・
Sample3
絞りF8.0 SS1/100 ISO:100 WB:AUTO NR:AUTO DRO:AUTO
まずは何も変更せずJPEGに現像しました。
NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認しました。
トリミングのみ:何も変更せずJPEGに現像しました。
トリミング、NR:OFF DRO:OFFにしてRAWのノイズを確認
あれ α900と全然変わらないや
しかし、IDCのノイズリダクションはダメダメです。
ISO100でも、肌の質感が失われるのがよく分かりますね。
まぁ、まだ正式版ではないので、最新Versionに期待ってところでしょうか。
この結果を見て、僕は、α99を即ツモしてもいいのでしょうか?
かなり悩んでしまう結果となりました。
そんな迷える子ブタの僕を更に萎えさせてしまう情報が・・・
デジタルイメージング事業本部副本部長の勝本徹氏のインタビュー記事です。
デジカメInfoでの記事(←クリック)
原文はAmateur Photographer (←クリック)
はぁぁぁ・・・これを読むとα99は僕の想像通りVideoCameraだったんですよねぇ・・・
更に、私を絶望のどん底に陥れる情報が・・・
デジカメWatchの記事(←クリック)
簡単にいえば、α900の後継というかOVFは作らない宣言をしています。
これは、私も同感するところで、EVFはどんどん進化させるべきです。
私が、残念で仕方ないところは、TLMをまだまだ続けるような事を言っています。
勝本氏のコメントで驚愕してしまったのが・・・
「トランスルーセントテクノロジで得られる、カメラとしてのパフォーマンスが圧倒的なので、ここから光学ファインダーに戻るのではなく、トランスルーセントテクノロジを磨き込む方向に行く方が有益だと考えているからです。」
「繰り返し使っているうちに手放せなくなる、今ではEVFの方が使いやすくなっています。色の調整や露出調整がそのまま反映されるとうのは、トランスルーセントが達成しているもっとも素晴らしい利点です。」
トランスルーセント(TLM)だからEVFができると言っています。
だったらNEXのEVFはなんなんだぁ~
トランスルーセント(TLM)だからEVFじゃないだろう・・・
インタビュアーからバカにされて聞かれてないかな?
トランスルーセントテクノロジの何が圧倒的?って
その答えが・・・どこが圧倒的?
いかにTLMがαマウントの価値を下げているのか分かっているのか?
光コントロールして写真を撮るという基本を無視しているか分かっているのか?
α77でNEX7より悪い画質は何なんだ?
大した事ないα99の高感度画質はどうなんだ?
もしかしたら、サイバーショットRX1に画質で負けるぞ
ブラウン管に固執した為に衰退した事を思い出さんかい
ちなみに4年前の勝本氏のインタビュー記事です。(←クリック)
一番文句を言いたいのは・・・・
「当時、世界中に1,600万本のレンズがあると言われましたが、それらを所有しているユーザーがいるのですから、脇道に行くのではなく、きちんとミノルタの資産を無駄にしないよう事業を行なう責任があったと考えています」
α99のAF-D機能は、ミノルタレンズはじめソニー製でも一部しかサポートしていません。
「もちろん、1周目で重視してきた伝統は基礎として踏襲しつつ、しかし、各種の機能を実現する手段にユニークさを求めてもいいとは思っています。カメラの本質、一眼レフの真ん中は外さないようにするけれど、新しいことに挑戦するというのが2周目のテーマですね」
写真は光をコントロールして撮影するものなのに30%減光させて居座る仕組みのTLMをレンズと撮像素子の間に入れる事は、完全にカメラの本質・一眼レフの真ん中を外しています。何故、TLMをUP/DOWNできる仕組みを入れないのか・・・
萎えた・・・萎えました。
もうダメだぁ・・・
勝本氏のα900インタビューを信じて僕はα信者となりました。
裏切られた気分です。
僕は、少しでもソニーさんの復活を信じて・・・
将来のαマウントを素晴らしいものなるように微力ながら・・・
高値でも即ツモする気でいました。
僕は、写真機が欲しいのです。
最高のαレンズで、最高の絵が撮りたいだけなのです。
Videoなんかハンディカム・NEXでいいのです。
僕は、本当にα99を買っていいのでしょうか?
そんな時に、サイバーショットRX1のサンプル画像が出てきました・・・
それは、ココ(←クリック)です。
負けたかも・・・α99が画質でサイバーショットに負けたかも・・・
まさか、サイバーショットと比較しないといけないとは、想像していませんでした。
トランスルーセントミラー・テクノロジー(TLM)が、ここまでαの価値を下げました。
TLMが居座る事でPhotoCameraとして価値を大きく下げてしまいました。
とりあえず、10月10日ようやく発売価格が出てきました・・・278,000円
ソニーストアのクーポンでは5%OFFだけです・・・264,100円
この価格じゃ当面、α難民かソニー信者しか売れないのは間違いないですね。
後はVideo好きの方でしょうか・・・
本当に、α難民の僕は、即ツモしていいのでしょうか?
何が、α史上最高画質なのか、分からないまま即ツモできません。
持っている高級αレンズ1本しかAF-Dのサポートしてくれていないし・・・
おまけにインタビューでAF-Dについてあまり語っていません・・・
もしかして自信が無いのかも
また、いつもの詐欺的な誇大広告なのか
圧倒的とか史上最高って一番怪しい宣伝だと、今、気づきました。
そういえば、NEX-VG900というハンディカムが出ています。
フルサイズ用αマウントアダプタLA-EA3が標準についているのです。
TLMが無いのに、AFが使えるという噂が・・・
これ、TLMが無い分、αマウントの中で最高画質の写真が撮れたりして
えっα99が史上最高画質でないのか・・・
いやいや、NEX-VG900はハンディカムです。
ソニーさんの誇大広告は、本当に気をつけないといけません。
来年春発売で噂の高画素フルサイズNEXに期待できるかも・・・と思ってしまいました。
NEX-6は像面位相差AFとコトンラストAFを組み合わせて速度と精度を向上させているそうです。
これにTLMの無いフルサイズ用αマウントアダプタLA-EA3があれば・・・
大嫌いなTLMが無いαマウントカメラとして使うことが可能です。
やはり、これに期待した方がいいのかも知れません。
僕はPhotoCameraが欲しいのです・・・
とりあえず、もう少し作例や使用感を確認してから購入を考えたいと思います。
即ツモか 悩む難民 はてしなく
ただα900を買った頃の感動が無い・・・(詳しくはココ(←クリック)を見てください。
TLMのUP/DOWNとD800以上の画素数と高感度が良ければ、超感動だったのに・・・
無念
でも、α99はα900より進化しているはずかと・・・
間違いない(長井秀和さん風に・・・覚えていますか?)
To be continued