SSブログ

我慢できず、ハイレゾをやってしまいました。 [音楽]

ハイレゾ(Hi-Res)とは「High-Resolution」の略です。
ハイレゾ音源とは「High-Resolution Music File」
簡単に言うとCD音源よりも高解像度・高音質なデジタル・ミュージック音源ということになります。
フォーマットもDSDとかFLACとか、いくつかあるようです。
この音を聞くためには、「Hi-Res」という記しが付いた再生機が必要です。
前々から興味はあったのですが、ハイレゾ音源を買わないと聞けないので、
躊躇していました。

すでに多くのCDを持っています。同じ音楽を聴くのに、またお金を払うことに
少々疑問に感じていました。
何故なら、音楽CDという物は、CDを買っているわけでなく、
その中に入っている音楽を聴いていい権利を買っているのです。
CDも製品の一部ですが、基本は聴く権利を買っていて、曲そのものは
著作権者に帰属しているものです。
CDを買ってもその曲を自由にしてはいけないのです。
CDの音源を改竄したり、イベントで勝手に使ってはいけないのです。
CDそのものは単なる包装のようなものなのです。

今から、37年前の話しになります。[たらーっ(汗)]
学生の頃、僕はバンド活動を趣味としており音楽大好き学生でした。
なので、欲しいレコードがイッパイあるのですが、
貧乏学生ではアルバム1枚2,500円を簡単に買うことができません。
FMラジオとBest Hit USA は、僕にとって、とても大事な情報源でした。
そこで知ったアーティストや曲に期待して、アルバイトでお金をためて
アルバムを買っていました。
期待通りのアルバムであればいいのですが、
あれ?あの1曲だけ・・・[がく~(落胆した顔)]
というのに当れば超ブルーになっていました。
その頃、「友&愛」というレコードレンタルショップが大学の側で開業されました。[るんるん]
発売されたレコードをすぐに借りに行くのですが、貧乏学生が多い大学だったので、競争が激しく簡単には借りることができません。[ふらふら]
でも借りたいレコードは沢山あったので、行けば何か借りていました。[わーい(嬉しい顔)]
借りたレコードは、カセットテープにダビングするのです。
僕は、オーディオに少しお金をかけていました。
当時は、ONKYO製のアンプとスピーカー、カセットテープレコーダーはTEAC製、レコードプレイヤーはMICRO製です。
おまけに何故か音の劣化を抑えるためにケーブルまで拘り、
金メッキのケーブルを使用していました。[たらーっ(汗)]

面白いのは当時は重いレコードプレイヤーが良いと言われていたのです。
振動を少なくするために狭い畳の部屋にコンクリーブロックを用意して、
その上にMICRO製スゲェー重いレコードプレーヤーを置きました。
スゲェー重いプレイヤーの上にレコードをのせて、針を落とします。
そして抜足差足で静かに移動して微動だにせず、
ノリノリのロックンロールを静かに聴くのです。[わーい(嬉しい顔)]

そんな事を聴く度にできるわけないです。[あせあせ(飛び散る汗)]
また、レコードがちびてくると音が悪くなるので、それも気になります。
なので、カセットテープにダビングするのです。
でもカセットテープでは、音が悪いので、
4chのTEAC製オープンリールテープデッキを買ってダビングしていました。[るんるん]
オープンリールテープデッキで再生すると、低音の良さに感動します。
カセットテープより幅がデカイため情報量が断然違うのです。
だから、見事な低音なのです。ロックを聴く上で低音はとても重要です。
お気に入りのレコードは、常にオープンリールテープでダビングしていました。
社会人になって気づいたのですが、オープンリールテープって結構高いんです。
アルバム2枚借りてダビングするのと
アルバム1枚買うのとあまり差がなかったような気がします。[がく~(落胆した顔)]

大学1年の夏にソニーさんからウォークマンが発売になりました。
いやぁバカ売れで中々買えなかったのを覚えています。
僕は大学の生協で予約をして買いました。
すると、小さいヘッドフォーンだけど音が素晴らしく新鮮で素敵でした。[揺れるハート]
そこでカセットテープも音の良い物が出てきて色々試していました。
そして社会人になる頃、CDの普及が始まりました。
そして、さらに高性能をうたうカセットテープが発売されたのです。

ここで懐かしいTVCMをご紹介します。
CD用のカセットテープの宣伝です。

懐かしいですね。
個人的にはこちらも好きでした。


デジタル時代になって、iPodが出てきてから、ダビングが大問題になりました。
レコードからテープへは音が劣化するのとレコードジャケットに価値があったのでレコードレンタルした後、レコードを買うという流れもありました。
ところがCDになると、レコードジャケットという物は無い上に、MP3、ACCでダビングしても音の劣化を感じ無いのです。レンタルされたら、CDが売れ無くなってきたので、色んな歯止めをかけられました。

新作はすぐにレンタルされないとか、レンタル会社から一定の著作権を徴収するとか、違法コピーはコピーした人にも犯罪とするとか、それらを一般ピーポーにも広く啓蒙するとか、あらゆる事がなされました。それでCDの売上を守ろうとしてきましたが、iTuneにやられてしまいました。それは、ダウンロード販売です。
アルバムでは無く、1曲単位で購入できるので、アルバムのつまらない曲を買わずに済みます。聴きたい時にすぐに手に入るし、数百円で買えるのでとても買いやすいのです。

ところが、昨年あたりから、とんでもないサイトが出てきました。
聴き放題のサイトです。毎月千円程度支払うだけで、最新の音楽が聴けるのです。
それが普及始めたので、ダウンロードさえ売上が減少してきました。

音楽ビジネスはどうなってしまうのでしょうか?

そんな事を考えている時に、たまたまソニーストア銀座で、話題のHi-Resを聞いてしまい、物欲爆発&お財布の元栓閉め忘れ状態になり、買ってしまいました。[わーい(嬉しい顔)]
まず、届いたのは、これです。
Blog201504-7156.jpg
買ったのは、ソニーさんの最高級ヘッドフォーンMDR-Z7と、
バランス接続対応ポータブルアンプPHA-3です。
実はこれだけじゃないのです。
KIMBER KABLE社と共同開発したというMUC-B20BL1というケーブルです。
このケーブルがびっくりするくらい高いのです。[がく~(落胆した顔)]
おまけに納期が悪いのです。[ちっ(怒った顔)]
過去の経験で金メッキのケーブルに変えても、ぶっちゃけ音は変わりませんでした。
ただ、何故か妙な拘りを感じたので、とりあえず一緒に買っておきました。

2週間後、遅れて納品されました。
Blog201504-7534.jpg

付属ケーブルと付け替えると・・・音が変わりました[音楽]

これはびっくりしました。[exclamation×2]
見事に繊細で解像感があがり、素晴らしい音にしてくれます。

iPad Airに無償のONKYO製の「 HF Player」をインスールします。
そして、「HD プレーヤーパック(1000円)」に機能拡張すると、
MP3やACC音源をDSDに変換して再生できるのです。
DSDとは、ハイレゾ音源の1つです。PHA-3のDSDランプが点灯するので、間違いなくDSDに変換して再生されています。これだと新たにハイレゾ音源を買う必要もありません。おまけにPHA-3には「DSEE HX」という機能があって、ハイレゾ相当まで高解像度化してくれるのです。なので、そのままACCやMP3で再生してもハイレゾ気分で聴く事ができるのです。
当然、「HF Player」は、ハイレゾ音源FLACも再生できます。
なので、別途、ウォークマンやXperiaを買う必要はありません。
尚、「Hi-Res」マークがあるウォークマンやXperiaでもDSDが再生できない機種があるので注意は必要です。また、DSDについては、ネイティブに再生できる機種は無いようです。DSDからPCMに変換して再生するようです。FLACであればバッチリ再生できます。

これで「Hi-Res」生活満喫なんですが、やはりネイティブの音源が欲しくなります。
「Hi-Res」だと楽器が沢山ある音源が楽しそうなので
EaglesのHotel Californiaをやってしまいました。
Blog201504-7541.jpg

やばいです。[がく~(落胆した顔)]
ネイティブのハイレゾ音源沼にはまりそうです。[ひらめき]
今まで聴いた「Hotel California」ではありません。
すごく新鮮で今までと違う「Hotel California」なのです。[わーい(嬉しい顔)]

これを買ってから翌日には更に2アルバム追加されてしまいました。[あせあせ(飛び散る汗)]
とりあえず持っていないCDのアルバムを買いました。
とにかく空気感は半端ないです。ただ、データ量がすごいです。
反対にハイレゾ音源なのに思ったよりデータ量が少ないと
あれ?ハイレゾ音質[exclamation&question]
と思うところもありました。
後日、データ量と音質について報告したいと思います。

目の次に 耳で浸かるか 新沼へ

ガラスの目というレンズ沼から這い上がろうとしてるのに
今度は、僕の耳[耳]が新たな沼に浸かろうとしています。
誰か止めてくださーい。[もうやだ~(悲しい顔)]

To be continued
nice!(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。