SSブログ

レンズの性能を絞り出せるα7RⅡ [カメラ]

α7RⅡを使っていると、何故か、マウントアダプターLA-EA3を使って、
Aマウントレンズで撮影したくなります。
LA-EA3なので、SSM対応レンズしかダメなのですが、
何故か、我が家には、沢山あります。[わーい(嬉しい顔)]
そこで、AFの性能を確認するためにSAL300F28Gを使ってみました。
α99のAF-Dとあまり変わらない合焦速度です。
精度は、α7RⅡの方が良い感じです。歩留まりも良いです。
で、ある事に気づきました。[ひらめき]

点光源のウィルスボケが少ない[わーい(嬉しい顔)]

α99で悩んでいた点光源のウィルスボケが気にならないレベルなのです。
そこで比べてみました。
Blog201510_6321.jpg
α99+SAL300F28G 絞りF3.2 SS 1/640 ISO100 WB:AUTO

ご覧の通り、超悲しいウィルスボケがはっきり写っています。[もうやだ~(悲しい顔)]
α900の頃は、こんなウィルスボケはありませんでした。
α7Rでも、このウィルスボケがありました。[ふらふら]
α99とα7Rに出て、α900に出ないのは何故か?と考えました。
共通点は、クソTLMが有るか無いかです。
しかし、僕は、クソTLMを疑う前に、
レンズを疑って、ソニーさんに修理をお願しました。
ソニーストアワイド5年保証に加入していたのですが、残り半年足らずなので、
もう納得するまでお願しました。
ソニーさんも分解・清掃して確認してくれましたが、
悲しいことに、ソニーさん社内にある検証用のレンズでも、
同じようなウィルスボケが出たとのことで、
お得意の仕様ということになりました。[もうやだ~(悲しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

α7RⅡだと、クソTLM無しで、このレンズが使えます。
Blog201510_0761.jpg
α7RⅡ+LA-EA3+SAL300F28G 絞りF3.2 SS 1/1000 ISO200 WB:AUTO

いかがですか? 光に入り具合が違うので、なんとも言えませんが、
僕の感覚では、なぜかウィルスボケが無いのです。[わーい(嬉しい顔)]
やはりクソTLMが原因だったのか[exclamation&question]

いやいや、さすがにクソTLMでも、そこまでおバカでは無いと思います。
露出が明るめなので、Lightroomを使って現像しました。
1段下げて、かつ光源ボケがある明るいところを
段階フィルターで -0.5段ほど上から下に流してみました。
Blog201510-0761.jpg

よく見るとウィルスボケが写っています。[がく~(落胆した顔)]
ただ、α99の作例より、そんなに強く写っていません。
ウィルスボケの写り込みが弱くなっています。[ぴかぴか(新しい)]

この理由は、どこにあるのか、素人の僕には分かりませんが、
理由は、35mmフルサイズ裏面照射型 Exmor R CMOSセンサー
あるんじゃないかと素人なりに考えてみました。
Blog201510_original_a7Rm2_process.jpg
ソニーさんのHPに記載されていた絵です。
たぶん左:α7R、右:α7RⅡだと思います。
僕が興味あるところで、簡単に言うと、
「裏面照射型構造を採用したことで、フォトダイオードを撮像素子表面のレンズの真下に配置できたので、集光率を向上させ、さらに撮像素子表面のレンズをギャップレスオンチップレンズ構造やARコーティング(反射防止膜)付きシールガラスを使ったので、更に集光率を高めた」
ってことだと理解しました。

やっぱ、写真って「集光率を向上」が大事って事です。
クソTLMのように撮像素子の前で減光するようなバカげた産物なんか、
絶対にやってはいけないのです[ちっ(怒った顔)]

少し本筋から脱線します。
本当にソニーさんは、自分で真逆の事をやっています。
何事も基本に忠実です。
写真は光で描くものです。
その光を大切にすれば、かならず良い結果をもたらします。
光を失うことは、写真に大きなダメージをあたえるので、
その時は、そのダメージ以上の効果が必要です。
レンズフィルターには、それぞれ効果があるから、減光しても
意味があります。
クソTLMに何があったのでしょうか?EVF、位相差AF?
α7RⅡが答えてくれました。[ひらめき]

本来、強いところにしっかりした投資をしておけば、よかったのです。
撮像素子という強いところにもっと投資をしておけば、
バカなクソTLMが世に出てなかったと思います。
これで、Aマウントの価値はボロボロになりました。
しっかりα900の後継機をだしておけば、
ここまで、Aマウントユーザーを失ってなかったと思います。
本当に残念で仕方ないです。[もうやだ~(悲しい顔)]

さて、話を元に戻します。
α7RⅡで、僕のFinal Weapon SAL800F28Gが蘇った気分です。[揺れるハート]
なので、フルサイズEマウント用のレンズ、FEレンズで
ウィルスボケと同じくらい悲しくなる、
点光源が年輪ボケになってしまう超残念なレンズが沢山あります。[もうやだ~(悲しい顔)]
早速、それらを試してみました。[ひらめき]

Blog201510_DSC1832.jpg
α7RⅡ+SEL55F18Z 絞りF2.0 SS 1/50 ISO100 WB:AUTO

とても良く写るレンズの55mm SonnarのSEL55F18Zです。
年輪ボケが超残念なレンズでしたが、この作例をご覧ください。
ガッツリ出るような年輪ボケは少ないです。
一応、出ていますが、極めて少ないです。私的には許容範疇です。
これなら、[決定]じゃないでしょうか。[わーい(嬉しい顔)]

Blog201510_DSC1833.jpg
α7RⅡ+SEL90M28G 絞りF2.8 SS 1/50 ISO200 WB:AUTO

これまた、良く写るレンズです。α7RⅡと一緒に買いました。
SEL90M28G FEレンズのマクロです。それもGがついています。
発売は、SEL35F14Z Distagonと同時だったのですが、
α7Rで試したら、まぁ年輪ボケが悲しかったので、評判を確認してから
買うことにしたのです。
かなり評判が良いので、年輪ボケを我慢して買いました。
ところが、α7Rで見た年輪ボケが、これまた少なくなっています。
あんなにはっきり出ていたのに、少なくなっています。[揺れるハート]

Blog201510_DSC1838.jpg
α7RⅡ+SEL35F14Z 絞りF2.0 SS1/30 ISO100 WB:AUTO

SEL35F14ZDistagonも年輪ボケは出ますが、
FEレンズの中では、マシな部類と判断し即ツモで頂きました。[ぴかぴか(新しい)]
年輪ボケ、無いわけでなく、マシな部類であったのですが、
α7RⅡだと更に改善されています。[わーい(嬉しい顔)]

この3本、お持ちの方ならご理解頂けると思います。
この改善、どれだけ嬉しいことか、僕は、少し救われる気持ちになりました。
ようやく、嫌な年輪ボケを避けて写すことが可能になった気分です。

レンズ資産次第ですが、フルサイズ用にAマウント、Eマウントレンズを
沢山お持ちの方は、ぜひ、α7RⅡを検討してほしいです。
たしかに、高いですが、レンズ資産のことを考えると、
40万円近く出しても買うメリットはあると思います。

カメラって趣味の物です。
車が好きでも、本気で好きな方は、ローンをしてでも買います。
カメラも同じです。
αが本気で好きな人はローンをしてでも買っています。
買わない人は、本気で無いだけかと思います。
それ程、このカメラには可能性を感じています。
α99のような中途半端なモッサリ操作感で、イラつくこともありません。
操作もキビキビしています。
是非、本気のαファンの方には超オススメのカメラになります。

価格.comのα7RⅡのスレを見ていると、
色んな意味で本気の人が選別されています。[わーい(嬉しい顔)]

かなり興味深いのと、ネットでの情報公開でどこまで本人に近寄れるか
次回試してみたいと思います。

点光源 改善策か 集光率

いやぁー やっぱ写真は光ですよねー [ひらめき]

そういえば、噂で、11月にα68の発表があるそうです。
私的には、α55のように安価で中級機並の性能があれば、嬉しいです。

To be continued
nice!(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。